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トリクロロエチレンによる大気の汚染に係る環境基準の改定について

トリクロロエチレンによる大気の汚染に係る環境基準の改定について

2018.12.20(Thu)

トリクロロエチレンによる大気の汚染に係る環境基準は1年平均値0.2mg/m3以下として設定されていました。
平成26年に国際がん研究機関がトリクロロエチレンの発がん分類を「グループ2A(ヒトに対しておそらく発がん性がある)」から「1(ヒトに対して発がん性がある)」に見直したこと、発がん性以外の有害性の新たな知見が確認されたこと等により、トリクロロエチレンによる大気の汚染に係る環境基準の改定されました。

尚、この改定は平成30年11月19日に公布され、同日に施行されました。

改正前 :トリクロロエチレンの1 年平均値が 0.2 mg/m3以下 であること
改正後 :トリクロロエチレンの1 年平均値が 0.13mg/m3以下 であること

 

*参考:トリクロロエチレンの暴露による健康影響について
① 発がん性に関する健康影響
ヒトで腎臓がんのリスク増加が認められると考えられており、代謝物による発がんメカニズムにおいて、腎臓を標的とする代謝物の生成が、従来考えられていた高濃度曝露のみで起こりうるものでなく、遺伝子障害性の検討において、閾値ありの考え方から閾値の有無が判断できないとの考え方に変化してきたことから、ヒトの腎臓がんのリスクはより明確になったと考えられています。

②発がん性以外に関する健康影響
神経系への影響(自覚的神経症状)のほか、新たに重篤な症状も報告されている免疫系への影響(過敏症症候群)との関連性があると考えられています。

(出典:報道発表資料(環境省))