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低濃度ポリ塩化ビフェニル汚染物の該当性判断基準について(通知)

低濃度ポリ塩化ビフェニル汚染物の該当性判断基準について(通知)

2019.05.24(Fri)

低濃度PCB廃棄物に関しては、昨今では塗膜くずを中心として多様な低濃度PCB汚染物の処理が進められていますが、低濃度PCB汚染物の該当性の判断基準に関して一部不明確であったことから、自治体の判断が分かれていること等が課題となり、廃棄物の適正な処理推進に支障となっています。

こうした背景を踏まえ、これまで通知によって判断基準が明確化されてきた廃重電機器中に使用された絶縁油以外の低濃度PCB汚染物の該当性の判断基準について、基本的な考え方が通知されました。

概要は、以下の通りです。

 

1.PCB 廃棄物の処理においては処理物の判断基準の設定において考慮されているリスクの考え方が基礎となっているため 、低濃度PCB汚染物の該当性判断基準の設定についてはこの考え方を踏襲し、別表のとおり原則として処理物の判断基準と同じ数値を低濃度PCB汚染物の該当性の判断基準とする。

 

2.上記 1. に加えて例外的に塗膜くずに代表されるような PCBを含有する廃棄物であり、PCBを含む油が自由液(*)として明らかに存在していない場合についてはPCBの含有濃度が0.5mg/kg 以下となる場合は低濃度PCB汚染物に該当しないものと判断するものとする。こうした PCBを含む油が自由液として明らかに存在していない場合としては、塗膜くず、少量の低濃度 PCB 汚染油が染み込んだもの(紙くず、木くず又は繊維くず)等とする。

(*)PCB を含む油が染み込み又は付着した廃棄物からPCBを含む油が染み出し又は脱離して、液体状態として確認できるもの。

 

3.既に環境省より発表されている「重電機器等からの微量のPCBが検出された事案について」において 、低濃度PCB廃棄物の該当性判断基準が示されている廃重電機器については従前通りの基準を適用する。廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令において定める特定の工場又は事業場で排出される汚泥、廃酸又は廃アルカリについても従前通りの運用とする。

 

4.分析方法については別表に提示したもの とする。ただし「低濃度PCB含有廃棄物に関する測定方法(第3版)」(平成 29 年 4 月環境省)で示す方法については現時点では準用するものとし 、検出下限値の設定等について環境省で検討し今後通知する。

 

(発表:2019年3 月 28 日 出典:低濃度ポリ塩化ビフェニル汚染物の該当性判断基準について(通知)