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土壌の汚染に係る環境基準及び土壌汚染対策法に基づく基準等の見直し(カドミウム、トリクロロエチレン)

土壌の汚染に係る環境基準及び土壌汚染対策法に基づく基準等の見直し(カドミウム、トリクロロエチレン)

2020.05.25(Mon)

令和2年1月に開催された中央環境審議会土壌農薬部会(第37回)において、「土壌の汚染に係る環境基準及び土壌汚染対策法に基づく特定有害物質の見直しその他法の運用に関し必要な事項について(第4次答申)」が取りまとめられ、令和2年1月27日付けで中央環境審議会会長から環境大臣へ答申がなされました。これらのこと等を踏まえ、以下の省令および告示について所要の改正がなされました。概要は下記のとおりです。

(1) 土壌の汚染に係る環境基準について
カドミウムおよびトリクロロエチレンの土壌環境基準が以下のとおり見直されました。

項目 環境上の条件 測定方法
カドミウム 検液1Lにつき0.003 mg以下であり、かつ、農用地においては米1kgにつき0.4㎎以下であること※ 環境上の条件のうち、検液中濃度に係るものにあっては、日本産業規格K0102の55.2、55.3または55.4に定める方法、農用地に係るものにあっては、昭和46年6月農林省令第47号に定める方法
トリクロロエチレン 検液1Lにつき0.01 mg以下であること 日本産業規格K0102の0125の5.1、5.2、5.3.1、5.4.1または5.5に定める方法

※カドミウムに係る環境上の条件のうち検液中濃度に係る値にあっては、汚染土壌が地下水面から離れており、かつ、現状において当該地下水中の濃度が地下水1Lにつき0.003㎎を超えていない場合には、検液1Lにつき0.009㎎とする。
※日本産業規格K0102の55.2は「電気加熱原子吸光法」55.3は「ICP発光分光分析法」55.4は「ICP質量分析法」である。55.1「フレーム原子吸光法」については基準見直し後の目標定量下限値を満足できないため除外された。

(2) 土壌汚染対策法施行規則
カドミウムおよびトリクロロエチレンの法に基づく基準が以下のとおり見直されました。

・カドミウム及びその化合物に係る基準

基準の名称 基準
汚染状態に

関する基準

土壌溶出基準 検液1Lにつきカドミウム0.003mg以下であること
土壌含有基準 土壌1kg につきカドミウム45mg以下であること
地下水基準 1Lにつきカドミウム0.003mg以下であること
第二溶出基準 検液1Lにつきカドミウム0.09mg以下であること

 

・トリクロロエチレンに係る基準

基準の名称 基準
汚染状態に

関する基準

土壌溶出基準 検液1Lにつき0.01mg以下であること
土壌含有基準
地下水基準 1Lにつき0.01mg以下であること
第二溶出基準 検液1Lにつき0.1mg以下であること

 

(3) 地下水に含まれる試料採取等対象物質の量の測定方法を定める件
カドミウム及びその化合物の測定方法について、以下のとおり見直されました。

項目 測定方法
カドミウム及びその化合物 日本産業規格K0102の55.2、55.3または55.4に定める方法

 

4) 土壌溶出量調査に係る測定方法を定める件
カドミウム及びその化合物の測定方法について、以下のとおり見直されました。

項目 測定方法
カドミウム及びその化合物 日本産業規格K0102の55.2、55.3または55.4に定める方法

(出典:土壌の汚染に係る環境基準及び土壌汚染対策法に基づく基準等の見直し案に対する意見の募集(パブリック・コメント)の結果について