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1,2-ジクロロエチレンに係る土壌環境基準の改正

1,2-ジクロロエチレンに係る土壌環境基準の改正

2018.10.22(Mon)

平成30年6月に中央環境審議会から環境大臣に答申が行われたことを踏まえ、土壌の汚染に係る環境基準について下記の改正が行われるとともに、その基準値及び検液作成方法が見直されました。尚、この改正は平成30年9月18日に公布され、平成31年4月1日より施行されます。

(1)土壌環境基準の見直し
・土壌環境基準項目(溶出基準)が「シス-1,2-ジクロロエチレン」から「1,2-ジクロロエチレン」(シス体とトランス体の和)に変更され、その基準値は0.04mg/Lとなります。

(2)検液作成方法の見直し
・溶出試験方法について、土壌の汚染状態をより適切に分析できるよう検液作成方法の手順を明確化するため、以下のように検液作成方法の見直しが行われました。

ⅰ試料の作成
・採取した土壌の風乾は30℃を超えない温度で行う
・粗砕を行う際には、土粒子をすりつぶす等の過度な粉砕を行わないこととする

ⅱ試料液の調整
・試料液の調製に用いる水については、pH調整を不要とし、日本工業規格K0557に規定するA3又はA4のものとする

ⅲ溶出
・振とうに用いる容器は、溶媒の体積の2倍程度の容積のものを用いることとする
・振とうの方向は水平方向とする

ⅳ検液の作成
・試料液の遠心分離を3,000重力加速度で20分間行うこととする
・遠心分離した後の上澄み液の全量を孔径0.45μmで直径90mmのメンブランフィルターでろ過することとする
・ろ過時間が30分間以内の場合にはろ紙の交換を行わず、ろ過時間が30分を超える場合には概ね30分毎にろ紙を交換することとする
・揮発性有機化合物の揮発を抑制するため、ろ過の規定を削除する

出典:土壌の汚染に係る環境基準についての一部を改正する告示の公布及び意見募集(パブリックコメント)の結果について(環境省)