水道におけるPFOS及びPFOAに関する調査の結果について
環境省と国土交通省が共同で実施した「水道におけるPFOS及びPFOAに関する調査」のうち、水道事業及び水道用水供給事業の令和2年度から令和6年度までの結果が公表されました。以下が結果となります。
(1)水道事業及び水道用水供給事業において、PFOS及びPFOAの暫定目標値を超過した事業数は、令和2年度は11事業ありましたが、年々減少し、令和5年度は3事業、令和6年度では0事業でした。
(2)専用水道は、令和2~6年度までにPFOS及びPFOAの暫定目標値を超過した専用水道の数は、検査実績があると回答した1929の内、42でした。
(3)暫定目標値を超過した専用水道における対応状況は、次の通りです。暫定目標値を超過した 42の専用水道と、調査対象期間後に暫定目標値の超過の報告があった2件の国設専用水道における対応状況は、下表の通りです。
対策実施済(26) | ・上水道への切替え
・当該井戸の取水量低減・停止、上水道との混合 ・除去設備(活性炭)の設置、等 |
応急的な対応実施済(14) | ・利用者へのボトルウォーターの配布
・ウォーターサーバーの設置 ・飲用制限、等 |
今後対策実施等予定(4) | ・浄水処理施設を導入して、濃度低減のための試験を実施
・濃度低減のための浄水設備の工事を計画中、等 |
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