「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」の結果について
2023年10月30日から同年11月3日まで、スイス連邦・ジュネーブにおいて「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」が開催されました。
会合には800名程度が現地参加し、日本からは外務省、経済産業省及び環境省の担当者が現地で交渉に臨みました。我が国は、主要な議題を交渉する会合において共同議長を務め、4本の決議案の最終化に積極的に貢献しました。
今次会合では、水銀添加製品の規制の見直し、規制の対象となる水銀汚染廃棄物のしきい値等に関する議論が行われ、蛍光ランプの製造等をその種類に応じ2026年末又は2027年末までに禁止することに合意されたほか、水銀に関する水俣条約(以下単に「条約」という。)上の水銀汚染廃棄物のしきい値について、水銀含有濃度1kg当たり15mgとすることが合意されました。
(1) 水銀添加製品(附属書A)等の見直し
(2) 水銀の供給と貿易
(3) 零細小規模金採掘(ASGM)
(4) 水銀の大気排出
(5) 水銀の水・土壌への放出
(6) 水銀廃棄物のしきい値
(7) 条約の有効性評価
(8) 国別の条約実施状況報告
(9) 運営にかかる事項
(出典: 排水基準を定める省令 |環境省| e-Gov法令検索 )